植毛

当院の診療項目

✅ FUT法（Follicular Unit* Transplantation）

FUTとは、後頭部などのドナー部位からFUを帯状に切り取る方法で採取し、それをFUごとに分割して、移植部位へ移す手法です。 この際、FUの構造を損なわないように、顕微鏡下で慎重に分けられます。

• 概要：頭皮の帯状切除によりドナー毛を取得、顕微鏡下で毛包単位に分割し移植。
• 特徴：高密度移植が可能、広範囲の薄毛に対応。
• 適応：ノルウッド分類Ⅳ〜Ⅶ程度の中～重度男性型脱毛症。

✅ FUE法（Follicular Unit Extraction）

自毛植毛の手術方法の一つで、毛包を1つずつ採取し、薄毛部分に移植する方法です。切開を必要としないため、傷跡が目立ちにくく、術後の回復も早いのが特徴です。

• 概要：パンチ器具で毛包を一つずつ採取し、毛流れを意識して植え込む。
• 特徴：傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムが短い。
• 適応：短髪の方や、前頭部・生え際への自然な移植希望者。

✅ DHI法（Direct Hair Implantation）

毛包を採取してから直接移植する方法です。 この技術では、毛包を特別なペン型の器具を使って直接頭皮に植え込みます。 従来の方法よりも毛包の生存率が高く、より自然な髪の生え方を実現します。

• 概要：チョイペン（Implanter）で同時に開孔＋移植。
• 特徴：デザイン性と自然さに優れ、密度調整が柔軟。
• 適応：生え際デザイン重視の方、女性薄毛患者。

✅ ロボット植毛（ARTAS）

自毛植毛の3工程 「毛の採取」、「スリット作成」、「毛を植える」をロボットとAI技術で行うことができる最先端医療技術です。

• 概要：AI搭載ロボットにより毛包を自動抽出。
• 特徴：均質かつ高速な採取が可能、医師の疲労軽減。
• 適応：大量グラフト希望者や、正確な採取を希望する方。

✅ 幹細胞育毛療法（再生医療）

幹細胞培養上清液毛髪再生医療. 幹細胞培養上清液の中にある 生理活性物質が、. 衰えた細胞の活性化を促す; 傷ついた組織の修復を促す; 組織の再生に働く. 発毛を促進！

• 概要：PRPまたはMSC由来幹細胞を用いた注入療法で毛包を活性化。
• 特徴：非侵襲的、植毛前後の補助療法として有効。
• 適応：初期脱毛／生え際・つむじのボリューム改善希望者。

* Follicular Unitとは、自然に生えている髪の毛の最小単位のことです。1〜4本の毛包とその周辺組織（産毛、皮脂腺、立毛筋、結合組織など）がまとまった小さな「束」を指します。

予想される効果

時期	効果	備考
1〜2週間	移植毛の脱落（ショックロス）	正常反応
3〜6ヶ月	新毛の発毛	細く柔らかい毛から成長開始
6〜12ヶ月	ボリューム増加	密度・太さが増加
12ヶ月以降	自毛と同様にスタイリング可能	カット・カラーOK

よくある質問（FAQ）

Q. 手術後に髪はすぐに生えますか？

A. 約3ヶ月以降から発毛し始め、半年後にボリュームが増してきます。1年で完成形となります。

Q. 女性でも受けられますか？

A. はい。DHI法や幹細胞育毛は女性のびまん性脱毛にも効果があります。

Q. 年齢制限はありますか？

A. 原則20歳以上で、医師が施術適応と判断した方が対象です。

Q. 保険は適用されますか？

A. 植毛は自由診療のため保険適用外となります。

Q. 移植した毛は将来も抜けませんか？

A. ドナー部は脱毛の影響を受けにくいため、長期にわたり維持されます。

料金設定（税別）

基本料金

メニュー	グラフト数	金額	備考
FUT法	1,000グラフト	¥500,000	以降100グラフト毎 +¥40,000
FUE法	1,000グラフト	¥600,000	以降100グラフト毎 +¥45,000
DHI法	1,000グラフト	¥700,000	以降100グラフト毎 +¥50,000
ARTAS法	1,000グラフト	¥800,000	高精度ロボット使用
幹細胞育毛	1回	¥100,000	3回コース割引あり

オプション・サポート

項目	金額	備考
術後フォロー診察	¥5,000／回	–
育毛サプリ処方	¥6,000／月	–
局所麻酔追加	¥20,000	–

支払い方法

• 現金／クレジットカード／医療ローン対応
• 分割例：FUE法（1,000グラフト）→ 月々 ¥13,200〜（48回払い）